職場体験の中学生がやってきました

 今まで、数多くの工場見学は受け入れてきましたが、とある中学校から職場体験の申し込みがありました。

「何人でも受け入れ可能ですよ」と返事をしたら、当日やって来たのはとても素直な10人の生徒さんたち。

 2日間の職場体験ということで、工場の作業をしてもらうより、(株)高橋の事業の流れを体験してもらった方が彼らのためにもなると判断して、以下のスケジュールを組みました。

1日目午前:三沢市内の実習林(杉林)にて伐倒見学&伐倒体験
1日目午後:工場にてチェーンソー&薪割り体験
2日目午前:ワークランドつばさにて着火材製造体験
2日目午後:工場にて火おこし体験

あいにく1日目が雨予報だったため、急きょ1日目と2日目を入れ替えての対応となりました。

なので、1日目はワークランドつばさへ。

ワークランドつばさの南所長から、丸太を製材する台車の説明を聞いてます。
愛の着火材を作ってます。
そのまま販売できるくらい高品質なものを作る人もいて、ワークランドつばさのスタッフもビックリ!
お昼は(株)高橋の事務所2階で食べてからボルダリングにチャレンジ!
東京オリンピック目指して頑張れ!(笑)
午後から、東北町の萠出さん指導による火おこし体験。
二人ひと組で種火づくり。
種火ができたら、それをカンナクズに移して火を育てます。
育った火をペレットコンロ「コロ」に入れて、実際にペレットが燃えているところを観察します。
割り箸に刺してる白い塊は...マシュマロ!

 2日目は、実習林にてキコリ講座です。

青森フォレストワーカーズの平野講師から、森の中で作業するにあたっての注意点や杉の木のことについて説明を聞きました。
まずは、平野講師の模範伐倒実演。
伐倒した杉の木に、4メートルごとに印を付けていきます。
なぜ4メートルなのか。の説明も聞きました。
足に鉄のツメを付けてスルスルと登っていく平野講師。
杉の木にロープを掛けて、みんなで引っ張りながら倒しました。
最後は全員で集合写真。

 (株)高橋の事業の流れを、ひと通り体験してもらいながら、循環型社会への貢献を説明していきました。
彼らの中から、ひとりでもこの仕事に興味を持ってくれたら嬉しいですね。